企業の常識・弁護士の非常識
弁護において美とは何か
弁護において美とは何か 「言語において美とはなにか」は、全共闘世代のカリスマ、吉本隆明大先生の御本ですね。「言語」の「美」 について、理論と具体例を通して、検討しているそう ですが、読み終わっても、なんのこったかさっぱり分 かりませんでした。しかし、「言語」における「美」 は分からなくても「弁護」における「美」なら、... 続きはこちら≫
弁護士の勘違い
弁護士の勘違い 毎日暑い!さらにもうすぐお盆休みです。小難しい法律の話なんか、誰も読みたくないでしょう。ということで、いつも以上に、どうでもよいお話です。私くらいの年代の人だと、松任谷由実の曲を知らない人のほうが珍しいと思います。私も、いくつものフレーズ、自然に頭の中にわいてきます。 「海を見ていた午後」... 続きはこちら≫
6人の怒れる裁判員(3)
6人の怒れる裁判員(3) 「司法の常識」と「市民の常識」は、かなり違うのではないかという話です。裁判員が司法に参加したことで、常識の違いが明らかになってきました。 以前書きましたが、性犯罪では、量刑が1.5倍くらい重くなったのではと実感しています。逆に言えば、それまでの司法の基準が、一般市民には受け入れられないほど軽す... 続きはこちら≫
6人の怒れる裁判員(2)
6人の怒れる裁判員(2) 「普通の人達である裁判員に、ちゃんとした裁判なんかできるはずがない。」なんて言う弁護士は沢山います。正直私も、疑問に思っていました。 アメリカのミュージカルに「オクラホマ」ってありますよね。軽快な音楽は、みんな知っているはずです。両想いの恋人がいる女性に横恋慕し、ストーカーとなった男の話です。... 続きはこちら≫
6人の怒れる裁判員(1)
6人の怒れる裁判員(1) 「12人の怒れる男」は、60年ほど前の米国映画です。アメリカの陪審裁判を扱った映画で、12人の陪審員達が、1つの部屋の中で話し合うだけの内容です。しかし、今でも多くの人に見られています。アメリカでは、一般市民から選ばれた12人の陪審員が、裁判で大きな役割を果たします。陪審員が無罪と言ったら、そ... 続きはこちら≫
弁護士の99.9
弁護士の99.9 最近、弁護士を主人公にしたドラマやアニメが沢山あると、子供たちが教えてくれました。私も、ちょっと見てみましたが、なかなか面白いのです。 「グッドパートナー」というドラマは、竹ノ内豊が演じる弁護士が、元妻の同僚と張り合いながら事件を解決していくストーリーです。主人公は、結構えげつないやり方... 続きはこちら≫
弁護士の三楽
弁護士の三楽 メーテルリンクに「青い鳥」ってありますよね。幸福の青い鳥を探して、チルチルとミチルの兄妹が旅をする話です。幸福を見つけるのに、どこを探すのかが問題になりますが、2人がまず訪問したのは「思い出の国」です。さすがいいとこついてます。 思い出の国には、死んだ祖父母など、懐かしい人達がいました。後ろ... 続きはこちら≫
弁護士のキャッチコピー
弁護士のキャッチコピー 前号で、親鸞聖人のお言葉(善人なおもて往生をとぐ。いわんや悪人をや。)はキャッチコピーだという話を書きました。キャッチコピーの場合、理詰めで内容を追及されると、おかしなところが出てきます。しかし、自分の一番伝えたいポイントを、一番伝えたい人に届けることができるんです! 例えば、山... 続きはこちら≫
親鸞のマーケティング
親鸞のマーケティング 宗教って、本当に凄いなと、以前から感心していたのです。新興宗教なんて、世間的には怪しく思われますよね。そんな怪しげな「信仰」を、多くの人に売り込んでいくわけです。なんでこんなのに、信者達はお金出すんだよ!と呆れかえる一方、謙虚に学ばないといけないなとも思ったのです。今から9年前に、顧客が一人もいな... 続きはこちら≫
弁護士の9マイル
弁護士の9マイル 「九マイルは遠すぎる」というのは、今から70年ほ ど前に作られた、推理小説の古典です。 いまだに、文庫本で読むことができる、名作です。ふと漏れ聞いた、道行く人の会話から、殺人事件を解決する話です。 「9 マイルも歩くのは大変だ。雨の中ならなおさらだ。」 というのが、漏れ聞いた言葉です。「... 続きはこちら≫