企業の常識・弁護士の非常識
イケメン弁護士の代筆
イケメン弁護士の代筆 フランスの男優が、一度は演じてみたい役は、シラノ・ド・ベルジュラックだと聞いたことがあります。 あの、「鼻」のシラノです。いまさら粗筋を書くのも気が引けますが、長々と書かせてもらいます。 舞台は17世紀のフランスです。シラノは、ガスコン青年隊に属する武将です。武勇に優れるだけではなく、詩人としても... 続きはこちら≫
弁護士の「友達」
弁護士の「友達」 前回のニュースレターで、コンピューターによる統計的・機械的な判断が発達すれば、弁護士などいらなくなるのではと書きました。書いていて、自分でも怖くなってきたんです。そんなわけで今後、弁護士として生き残っていくにはどうすれば良いのか、真剣に考えてみることにしました。 そこで思い出したのが、かつて話を伺った... 続きはこちら≫
その数学が弁護を決める
その数学が弁護を決める 「その数学が戦略を決める」という、とても面白い本があります。エール大学の法学部の先生が書いた本なんですね。統計的な知識から、機械的に導き出される判断の方が、人間が経験に基づいてする判断よりも、遥かに正確だということを説明しています。 例えば、ワインの品質をどうやって予測するかという... 続きはこちら≫
弁護士のマネー・ボール
弁護士のマネー・ボール 「マネー・ボール」というのは、野球の世界に革命をもたらした、ノンフィクションです。日米でベストセラーになったうえ、ブラッド・ピットの主演で映画にもなりましたから、見た方も多いでしょう。 野球はスポーツではなく、金銭ゲーム(マネー・ボール)になってしまったなんていわれてます。選手に支払う年俸は凄い... 続きはこちら≫
都都逸弁護士の年賀
都都逸弁護士の年賀 「新年早々、弁護士から法律の話しなんか聞きたくないよ!」という気持ちは良く分かります。そこで、都都逸(どどいつ)で新年の挨拶をさせて貰います。七七七五で、人情の機微を表現する、あの都都逸です。 恋に焦がれて 鳴くセミよりも 鳴かぬ蛍が 身を焦がす なんてやつです。短歌なん... 続きはこちら≫
昼の弁護士 夜の弁護士
昼の弁護士 夜の弁護士 本年最後のニュースレターです。ニュースレターも7年近く続けていると、いい加減書くことがないのです。発行日が近づくと、胃が痛くなります。 プロの作家と比べること自体おこがましいのですが、林真理子先生は、本当に凄いなと思います。毎週1回、30年以上週刊文春にエッセーを連載していますよね。適当に思いつ... 続きはこちら≫
タバコの害について
タバコの害について ロシアの文豪アントン・チェーホフに、「タバコの害について」という一人芝居があります。 恐妻家の男が、妻に命じられて、タバコの害について講演をするという劇です。 「実は妻が今日、煙草の害について講演しろと命令いたしますので、従ってそれ以上、とやかく争う余地はありません」 ところが、怖い妻が会場からいな... 続きはこちら≫
ブラウン神父の弁護
ブラウン神父の弁護 ブラウン神父といえば、今から100年ほど前、シャーロック・ホームズと同時代に活躍した名探偵です。 いまだに日本でも人気があり、全作品が、文庫本で簡単に手に入ります。ブラウン神父は、「丸顔小柄の、ちょっと抜けているカトリックの神父」なんですが、すごい推理能力の持ち主です。 一般的に推理小説の場合、「犯... 続きはこちら≫
ヒポクラテスの弁護士倫理
ヒポクラテスの弁護士倫理 前回、倫理の話を書きましたので、今回は弁護士倫理について考えてみます。専門職の倫理と言いますと、なんといっても「ヒポクラテスの誓い」ですね。2500年ほど前に活躍した、名医の代名詞になっているヒポクラテス大先生が定めた、医者たるものが守るべき規範です。現代でも少し形を変えて受け継がれている、凄... 続きはこちら≫
恋愛の倫理・結婚の倫理
恋愛の倫理・結婚の倫理 体育も音楽も、実技はダメでしたが、ペーパーテストは得意だったのです。というわけで、恋愛についても、「実技」は全然ダメでしたが(な、情けない。。。)、いろいろ考えるところはありました! 恋愛の場合は、相手を他の人に取られた場合でも、取った人を訴えて、損害賠償を請求するなんてしませんよね。それどころ... 続きはこちら≫