企業の常識・弁護士の非常識
6人の怒れる裁判員(2)
6人の怒れる裁判員(2) 「普通の人達である裁判員に、ちゃんとした裁判なんかできるはずがない。」なんて言う弁護士は沢山います。正直私も、疑問に思っていました。 アメリカのミュージカルに「オクラホマ」ってありますよね。軽快な音楽は、みんな知っているはずです。両想いの恋人がいる女性に横恋慕し、ストーカーとなった男の話です。... 続きはこちら≫
6人の怒れる裁判員(1)
6人の怒れる裁判員(1) 「12人の怒れる男」は、60年ほど前の米国映画です。アメリカの陪審裁判を扱った映画で、12人の陪審員達が、1つの部屋の中で話し合うだけの内容です。しかし、今でも多くの人に見られています。アメリカでは、一般市民から選ばれた12人の陪審員が、裁判で大きな役割を果たします。陪審員が無罪と言ったら、そ... 続きはこちら≫
弁護士の99.9
弁護士の99.9 最近、弁護士を主人公にしたドラマやアニメが沢山あると、子供たちが教えてくれました。私も、ちょっと見てみましたが、なかなか面白いのです。 「グッドパートナー」というドラマは、竹ノ内豊が演じる弁護士が、元妻の同僚と張り合いながら事件を解決していくストーリーです。主人公は、結構えげつないやり方... 続きはこちら≫
弁護士の三楽
弁護士の三楽 メーテルリンクに「青い鳥」ってありますよね。幸福の青い鳥を探して、チルチルとミチルの兄妹が旅をする話です。幸福を見つけるのに、どこを探すのかが問題になりますが、2人がまず訪問したのは「思い出の国」です。さすがいいとこついてます。 思い出の国には、死んだ祖父母など、懐かしい人達がいました。後ろ... 続きはこちら≫
弁護士のキャッチコピー
弁護士のキャッチコピー 前号で、親鸞聖人のお言葉(善人なおもて往生をとぐ。いわんや悪人をや。)はキャッチコピーだという話を書きました。キャッチコピーの場合、理詰めで内容を追及されると、おかしなところが出てきます。しかし、自分の一番伝えたいポイントを、一番伝えたい人に届けることができるんです! 例えば、山... 続きはこちら≫
親鸞のマーケティング
親鸞のマーケティング 宗教って、本当に凄いなと、以前から感心していたのです。新興宗教なんて、世間的には怪しく思われますよね。そんな怪しげな「信仰」を、多くの人に売り込んでいくわけです。なんでこんなのに、信者達はお金出すんだよ!と呆れかえる一方、謙虚に学ばないといけないなとも思ったのです。今から9年前に、顧客が一人もいな... 続きはこちら≫
弁護士の9マイル
弁護士の9マイル 「九マイルは遠すぎる」というのは、今から70年ほ ど前に作られた、推理小説の古典です。 いまだに、文庫本で読むことができる、名作です。ふと漏れ聞いた、道行く人の会話から、殺人事件を解決する話です。 「9 マイルも歩くのは大変だ。雨の中ならなおさらだ。」 というのが、漏れ聞いた言葉です。「... 続きはこちら≫
イケメン弁護士の代筆
イケメン弁護士の代筆 フランスの男優が、一度は演じてみたい役は、シラノ・ド・ベルジュラックだと聞いたことがあります。 あの、「鼻」のシラノです。いまさら粗筋を書くのも気が引けますが、長々と書かせてもらいます。 舞台は17世紀のフランスです。シラノは、ガスコン青年隊に属する武将です。武勇に優れるだけではなく、詩人としても... 続きはこちら≫
弁護士の「友達」
弁護士の「友達」 前回のニュースレターで、コンピューターによる統計的・機械的な判断が発達すれば、弁護士などいらなくなるのではと書きました。書いていて、自分でも怖くなってきたんです。そんなわけで今後、弁護士として生き残っていくにはどうすれば良いのか、真剣に考えてみることにしました。 そこで思い出したのが、かつて話を伺った... 続きはこちら≫
その数学が弁護を決める
その数学が弁護を決める 「その数学が戦略を決める」という、とても面白い本があります。エール大学の法学部の先生が書いた本なんですね。統計的な知識から、機械的に導き出される判断の方が、人間が経験に基づいてする判断よりも、遥かに正確だということを説明しています。 例えば、ワインの品質をどうやって予測するかという... 続きはこちら≫