企業の常識・弁護士の非常識
贋金つくり(3)
贋金つくり(3) 前回のニュースレターで、株式分割による贋金つくりについて書いたところ、「株式を分割するだけで、なぜ株価が上がるのか理解できない」というご質問を頂きました。 確かに、株式を50分割すれば、それまでの1株は50分の1になるのが当たり前です。なぜ、そうならないで、株価が上がってしまったのか、... 続きはこちら≫
贋金つくり(2)
贋金つくり(2) 今回は、企業が合法的に作る「贋金」と、その問題点についてということですね。 まずは、贋金といいますと、最近流行の電子マネーなんかが思い浮かびます。電子マネー自体が、法的に問題があるとはいえませんが、使い方によっては非常に大きな問題が生じます。 たとえば、少し前に世間を騒が... 続きはこちら≫
贋金つくり(1)
贋金つくり(1) 「贋金つくり」といっても、アンドレ・ジイドではないのです。 (「誰もそんなこと思わないぞ!」と言われそうですが、私の場合、隠そう隠そうとしても、教養があふれ出てきてしまうのです。) 日本の刑法でいうところの、通貨偽造罪というやつですね。少し余談ですが、この通貨偽造という犯罪は、非常に重... 続きはこちら≫
「松」と「杉」の違い
「松」と「杉」の違い ニュースレターもようやく第3号となりました。これまでに頂いたコメントの中に、「ニュースレターというからには、大手の法律事務所みたいに、最新法令紹介や重要判例の解説などすべきでないか」などというのもありました。誠にもっともな意見だと思う一方、そのような「新しい」情報の提供は難しいところもあるなと感じ... 続きはこちら≫
「契約書」と「誠実な会社」
「契約書」と「誠実な会社」 個人所得番付1位の斎藤一人先生のご本に、こんなことが書いてありました。少し長いのですが、引用してみます。 この前、私が行ったお好み焼屋には、 「ガス栓にはさわらないでください」 というはり紙がありました。 でも、どうせ書くなら、 「ヤケドすると大変です。ご用のときはいつでも、何... 続きはこちら≫
「リスクリバーサル」と契約
「リスクリバーサル」と契約 企業法務部にいたときから、弁護士として活動している現在まで、英文契約、和文契約ともに、無数の契約を作成審査していきました。契約を見るときのポイントは、契約書上どれだけのリスクがあるのかを明確にして、可能な限りそのリスクを相手方に押し付けるところにあります。企業法務時代も、勤務弁護士時代もその... 続きはこちら≫
企業法務部と弁護士
企業法務部と弁護士 私は弁護士になる前に、企業(メーカーの法務部門)での生活が長く、その間多くの弁護士と共に仕事をしてきました。そのときの感想を正直に言いますと、弁護士というのはかなり非常識な人たちだな、というものです。朝10時に電話しても、いつも事務所には来ていない。連絡しても、なかなか返答がない。納期を守らなくても... 続きはこちら≫
はじめに
はじめに 私は、15年ものサラリーマン生活を経て弁護士になり、平成19年4月に事務所を設立、独立致しました。そこで、独立する以上は、自分の事務所は他の事務所とはここが違うんだという特色を出さなくてはいけないと、ずいぶんと考えたものです。企業経営などで、よくいわれる「差別化」というものです。 しかし、残念ながら、他の弁護... 続きはこちら≫
弁護士ニュースレター「企業の常識・弁護士の非常識」
「企業の常識・弁護士の非常識」と題して、顧問先に月2回発行している、ニュースレターのバックナンバーを掲載しています。 企業の法務部門での15年に及ぶ勤務経験から、企業の常識と弁護士の常識には、かなり大きいギャップがあるのではと感じています。企業の常識を持った弁護士として、多くの会社のお役に立... 続きはこちら≫