企業の常識・弁護士の非常識
ウォルマートの安売弁護士(1)
ウォルマートの安売弁護士(1) 「ウォルマートに呑みこまれる世界」という本があります。ウォルマートは言うまでもなく、世界最大の小売業ですね。私もアメリカに住んでいるときには、よく利用していました。メチャクチャ広い店舗です。 そんな店舗が、アメリカだけで4300店あるそうです。さらに同じくらいの数の店舗が... 続きはこちら≫
肩の上の弁護士
肩の上の弁護士 ショートショートの神様 星新一に、「肩の上の秘書」という小説があります。全ての人が、肩の上に機械のインコを乗せている、近未来の話ですね。このインコが、秘書の役目をしてくれるわけです。人間が簡単な指示を出すと、インコはその場の状況、雰囲気を考慮して、丁寧に相手方に話し始めます。逆に、相手方の長い話につい... 続きはこちら≫
プロ弁護士 アマ弁護士
プロ弁護士 アマ弁護士 数年前に亡くなった囲碁棋士に、藤沢秀行という方がいます。囲碁もメチャクチャ強かったんですが、私生活の方も破天荒な先生でした。 アルコール中毒になるほどお酒を飲んだり、愛人宅に居続けて3年間家には帰らなかったり、私生児を何人もこしらえたりと、ハチャメチャな人だったのです。... 続きはこちら≫
弁護士のプラシーボ効果
弁護士のプラシーボ効果 プラシーボというのは、偽の薬のことですね。 例えば新薬の効果について試験をするとします。いろいろな新薬について、効果を測定するわけです。このときに、偽の薬を測定試験に加えます。たとえば、単なるビタミン剤などですね。 面白いことに、本来は何ら効力の生じるはずのないビタ... 続きはこちら≫
はじめに
はじめに 小学6年生の娘が、社会の試験問題を見せてくれました。私から見ても、凄く難しい問題です。 「憲法に書かれたことを実現するために、あなたにできることを書きましょう」なんて問題です。 1問目は、「平和主義」です。これに対する娘の回答が、「けんかや争いをしない。ことばづかいに気をつける。」... 続きはこちら≫
弁護士より一言
結びにかえて 月に2回のニュースレターを始めてみたものの、何時まで続けられるのか、かなり不安があったことも事実です。そんな中、1年間も続けることができたのは、皆様の温かいコメントがあったお陰だと感謝しております。 「毎月、早く来ないかなーと待ちわびる心境です。何だか恋人に会うのを楽しみにしているような気分です。」などと... 続きはこちら≫
信者・ブランド・偶像崇拝(3)
信者・ブランド・偶像崇拝(3) 前号は、商標のことを考えるときには、それが信者のためになるかどうかをまず考えるべきだということで終わりました。しかし、現実には、これはかなり難しいようですね。 そもそも、真似されることは必ずしも、信者にとって嫌なことではないようです。スーパーなんかでは、万引きもされないよ... 続きはこちら≫
信者・ブランド・偶像崇拝(2)
信者・ブランド・偶像崇拝(2) 経営の目的は、信者を増やしていくことだと、かのピーター・ドラッカー大先生もおっしゃっていました。お金儲けが目標ではないんですね。儲けは、信者の増加と共に自然に増えていくものなのでしょう。 宗教の目的は信者を増やすことだと、これは特に異論がないでしょう。宗教と商売は、本質的... 続きはこちら≫
信者・ブランド・偶像崇拝(1)
信者・ブランド・偶像崇拝(1) 今回は、格調高く、ブランド=商標の話しを取り上げたいと思います。私は一応、商標法が専門ということになっているのです。 と言っておきながら、いきなり話がそれて恐縮ですが、筆談ホステスさんっていますよね。話すことに障害があるので、筆談でお客さんの相手をする、銀座の売れっ子ホス... 続きはこちら≫
パーカー・パインの弁護士広告(3)
パーカー・パインの弁護士広告(3) 前回、パーカー・パインの広告は魅力的だが、債務整理の広告は魅力がないなんて書きした。人様の広告をとやかく言うのもなんですが、確かに債務整理の広告は品がないような気がします。 電車内の広告など、「あなたも過払い金が取り返せます。」「明日では遅いかもしれません。今すぐご連... 続きはこちら≫