企業の常識・弁護士の非常識
弁護士のプラシーボ効果
弁護士のプラシーボ効果 プラシーボというのは、偽の薬のことですね。 例えば新薬の効果について試験をするとします。いろいろな新薬について、効果を測定するわけです。このときに、偽の薬を測定試験に加えます。たとえば、単なるビタミン剤などですね。 面白いことに、本来は何ら効力の生じるはずのないビタ... 続きはこちら≫
はじめに
はじめに 小学6年生の娘が、社会の試験問題を見せてくれました。私から見ても、凄く難しい問題です。 「憲法に書かれたことを実現するために、あなたにできることを書きましょう」なんて問題です。 1問目は、「平和主義」です。これに対する娘の回答が、「けんかや争いをしない。ことばづかいに気をつける。」... 続きはこちら≫
弁護士より一言
結びにかえて 月に2回のニュースレターを始めてみたものの、何時まで続けられるのか、かなり不安があったことも事実です。そんな中、1年間も続けることができたのは、皆様の温かいコメントがあったお陰だと感謝しております。 「毎月、早く来ないかなーと待ちわびる心境です。何だか恋人に会うのを楽しみにしているような気分です。」などと... 続きはこちら≫
信者・ブランド・偶像崇拝(3)
信者・ブランド・偶像崇拝(3) 前号は、商標のことを考えるときには、それが信者のためになるかどうかをまず考えるべきだということで終わりました。しかし、現実には、これはかなり難しいようですね。 そもそも、真似されることは必ずしも、信者にとって嫌なことではないようです。スーパーなんかでは、万引きもされないよ... 続きはこちら≫
信者・ブランド・偶像崇拝(2)
信者・ブランド・偶像崇拝(2) 経営の目的は、信者を増やしていくことだと、かのピーター・ドラッカー大先生もおっしゃっていました。お金儲けが目標ではないんですね。儲けは、信者の増加と共に自然に増えていくものなのでしょう。 宗教の目的は信者を増やすことだと、これは特に異論がないでしょう。宗教と商売は、本質的... 続きはこちら≫
信者・ブランド・偶像崇拝(1)
信者・ブランド・偶像崇拝(1) 今回は、格調高く、ブランド=商標の話しを取り上げたいと思います。私は一応、商標法が専門ということになっているのです。 と言っておきながら、いきなり話がそれて恐縮ですが、筆談ホステスさんっていますよね。話すことに障害があるので、筆談でお客さんの相手をする、銀座の売れっ子ホス... 続きはこちら≫
パーカー・パインの弁護士広告(3)
パーカー・パインの弁護士広告(3) 前回、パーカー・パインの広告は魅力的だが、債務整理の広告は魅力がないなんて書きした。人様の広告をとやかく言うのもなんですが、確かに債務整理の広告は品がないような気がします。 電車内の広告など、「あなたも過払い金が取り返せます。」「明日では遅いかもしれません。今すぐご連... 続きはこちら≫
パーカー・パインの弁護士広告(2)
パーカー・パインの弁護士広告(2) 前回は、パーカー・パインに学ぶ弁護士広告という、わけのわからないことで終わりました。前回も書きましたが、つい最近まで弁護士は広告自体禁止されていたんですね。電話帳広告や、ホームページの広告もダメだったわけです。 そういう中で顧客獲得をするとなりますと、なんといいまして... 続きはこちら≫
パーカー・パインの弁護士広告(1)
パーカー・パインの弁護士広告(1) 明けましておめでとうございます。本年も頑張って発行していきますので、宜しくお願い致します。 さて、パーカー・パインというのは、アガサ・クリスティーの作った名探偵の一人ですね。エルキュール・ポアロやミス マープルほどではありませんけれど、それなりに有名な人です。パイン氏... 続きはこちら≫
法窓夜話
法窓夜話 このニュースレターも、今年最後になりました。我ながら、くだらないことを書いてきたなと思います。 法律関係者のエッセイで、一番有名なものは、なんと言いましても穂積陳重先生の「法窓夜話」なんですね。今回少し読み直してみたんですが、内容的にはほとんど現代でも通用しそうな気がします。 た... 続きはこちら≫