企業の常識・弁護士の非常識
ピーターと弁護士(1)
ピーターと弁護士(1) 「今回はプロコフィエフか!」と思った方、はずれです。(誰がそんなこと思うんじゃ!) ピーターというのは、「ピーターの法則」のピーターですね。この「法則」を発見した人が、自分の名前を付けたという法則ですから、かなりふざけた内容ではあります。ご存知の方も多いと思いますが、一応説明してお... 続きはこちら≫
示談弁護士(4)
示談弁護士(4) 前回は、示談弁護士にとって一番大切な教えは、古代中国の大富豪である陶朱公から学ばなくてはいけないというところで終わりました。いつものことながら記憶で書きますので少し違っているかもしれませんが、大体こんな話です。 陶朱公には、3人の息子がいました。長男は、陶朱公が貧しい中、冨を築くのを手... 続きはこちら≫
示談弁護士(3)
示談弁護士(3) 前回は、そもそも示談をするには、検察官の口添えが大変重要だというところで終わりました。私など、何回も検察官にお願いして、被害者に話してもらいました。 示談の金額が妥当なのか悩んでいる被害者の方に検察官から、「大体の相場はこのくらいだよ。」と話してもらったこともあります。相場よりかなり高い金額を提示し... 続きはこちら≫
示談弁護士(2)
示談弁護士(2) 前回は、示談のポイントは韓非子の説難編にありということで終わりました。説難編というのは、読んで字のごとく、「説」得するのは「難」しいということが書いてあるんですね。またまた記憶で書いているので間違ってたら済みませんが(調べろよ!)、人を説得するためのポイントは2つあります。1つは相手を知ることで、も... 続きはこちら≫
示談弁護士(1)
示談弁護士(1) 「離婚弁護士」なんてテレビがありましたが、それで言えば私は「示談弁護士」です。別名、「ごめんなさい弁護士」とも言います。(言わねえよ!) 2年半前に独立開業するにあたり、顧問先は勿論、お客様もゼロからスタートしました。私はもともと、企業で法務を長いことしていましたので、企業関係や民事関... 続きはこちら≫
エスキモーの個人情報(3)
エスキモーの個人情報(3) チケット販売会社から、自分のチームのチケットを買ったお客様の情報を貰うことは、今の日本では許されるだろうかということで、前回は終わりました。わざわざもったいぶって質問するほどのことはなくて、これは許されないということですね。 現在日本では、個人情報保護法だなんて法律が出来てい... 続きはこちら≫
エスキモーの個人情報(2)
エスキモーの個人情報(2) 前回は、「エスキモー」に「氷」を売るには、顧客名簿を整備して、そこに向けて販売することが大切だということで終わりました。このように、顧客名簿が商売において非常に重要だということは、日本でも昔から言われていたようです。例えば江戸時代の商人は、顧客情報が書かれた大福帳を何より大切にして、店が火事... 続きはこちら≫
エスキモーの個人情報(1)
エスキモーの個人情報(1) 「また訳の分からないことを。」と思われそうです。「エスキモー」というのは、ジョン・スポールストラの「エスキモーに氷を売る」という本のエスキモーです。読まれた方も多いでしょうが、一応簡単に説明しておきます。 ニュージャージー・ネッツという、アメリカで長い間最下位だったバスケット... 続きはこちら≫
行列のできる法律事務所
行列のできる法律事務所 うちの事務所のことではありません。残念です。 弁護士業のような、信用が大切な業種では、お客様としても、流行っているところにお願いしようということになるようです。流行っているから行列ができるのですが、逆に行列が出来ているので更に流行るということがあるんですね。 「行列... 続きはこちら≫
贋金つくり(4)
贋金つくり(4) 企業にとって、キャッシュの流れは非常に重要です。先に商品を渡しておきながら、入金はずっと先だなんてビジネス・モデルですと、最悪、黒字倒産のおそれさえ出てきます。企業の健全な運営のためには、出来る限り早く入金してもらう必要があります。更に一歩進みますと、先払いにしてもらい、商品より先にお金を受け取るこ... 続きはこちら≫