企業の常識・弁護士の非常識
大往生したけりゃ弁護士とかかわるな
第241号 大往生したけりゃ弁護士とかかわるな 「大往生したけりゃ医療とかかわるな」は、何年か前のベストセラーです。自然死のすすめという副題がついているとおり、医療とかかわらずに大往生を遂げることを勧めています。著者によると、間違って医療に頼ってしまうと、死にたくても死なせて貰えないそうです。身体中に管を付けられて、食... 続きはこちら≫
弁護士の二つ名
第240号 弁護士の二つ名 「二つ名」ってカッコ良いなと、子供の頃から憧れていました。私が最初に知った二つ名は、アーサー王に仕えた「湖畔の騎士」ことランスロットです。何が「湖畔」なのか分からないんですが、とてもカッコ良いということだけは理解できたのです。 中国の歴史では、後漢の光武帝に仕えた大将軍 馮異(ふうい)の話な... 続きはこちら≫
弁護士の五重塔
第239号 幸福弁護士の赤血球 「五重塔」は、明治の文豪、幸田露伴の小説です。お寺の五重塔の建築をめぐる、二人の大工の話なんです。寺の上人は、人望厚い棟梁の源太に任せようと思っていたところ、大工の十兵衛が自分にやらせてほしいと言ってくる。十兵衛は、大工としての腕はピカ一ですが、偏屈で、人と一緒に仕事ができない人です。... 続きはこちら≫
幸福弁護士の赤血球
第238号 幸福弁護士の赤血球 何年か前に、青森・A男さんという人の、愚痴みたいな人生相談が話題になりました。 「人間・男・50代。ただ、ただ、毎日が面倒くさい。」というタイトルです。「口から出る言葉は、嫌だ、面倒くさい、疲れる。」なんだそうです。同じ50代男性として、思わず共感してしまいます。(おいおい。。。) 生... 続きはこちら≫
あなたに似た弁護士
第237号 あなたに似た弁護士 「あなたに似た人」は、英国の作家、ロアルド・ダールの短編集です。「奇妙な味」の小説で、例えばこんな感じです。海辺のホテルで、ある人が賭けをもちかけるんです。ライターで10回連続火をつけることが出来たら、自分の高級車を渡す。しかし、1回でも火が付かなかったら、指を1本貰うというんですね。相... 続きはこちら≫
二種類の弁護士
第236号 二種類の弁護士 新年おめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。ということで、まずはどうでもいい話から始めさせてもらいます。「世の中には二種類の人間がいる」なんて言い方、皆さん聞いたことありますよね。単純化しているだけに、よい所を突いていたりします。 「世の中には二種類の人間がいる。できない理由を探し... 続きはこちら≫
誠実な美人弁護士
第235号 誠実な美人弁護士 「不実な美女か 貞淑な醜女(ブス)か」は、ロシア語通訳の米原万里のエッセー集です。通訳にまつわるとても面白い話を、軽い筆致で書いています。例えば、英語の通訳を通してスピーチをした人の話がありました。その人は、最後に一言、「ワン プリーズ!」と英語で話したそうです。それはどういう意味ですか... 続きはこちら≫
弁護士の明朗会計
第234号 弁護士の明朗会計 高級な寿司屋では、値段がついていないところがありますよね。値段がないと気になる人は来てはいけないのだと、聞いたこともあります。実際、お客によって、値段が違ってくるなんて、まことしやかに言われています。明朗会計とは無関係な商売なんでしょう。 弁護士の場合も、20年ほど前までは同じようなこと言... 続きはこちら≫
弁護士育成の大誤解
第233号 弁護士育成の大誤解 「子育ての大誤解」という、とても面白い本があります。「重要なのは親じゃない」という副題が、本の内容を全て表しています。「子育て」における、親の果たす役割なんか、本当に小さいものだということを書いた本なんです。それなら、子育てにおいて何が重要かというと、兄弟や友達といった、同年代の人達の影... 続きはこちら≫
弁護士の旧約聖書
第232号 弁護士の旧約聖書 旧約聖書は、ユダヤの民が、神様とした契約についての書物です。この契約は、「ユダヤの民が神様を崇める代わりに、神様はユダヤをヒイキする。」という内容なんです。あまり言いたくないですが、旧約聖書に出てくる神様は、かなりメチャクチャです。 エジプトで奴隷にされていたユダヤ人たちを、神がモーゼに命... 続きはこちら≫