企業の常識・弁護士の非常識
幸福弁護士の赤血球
第238号 幸福弁護士の赤血球 何年か前に、青森・A男さんという人の、愚痴みたいな人生相談が話題になりました。 「人間・男・50代。ただ、ただ、毎日が面倒くさい。」というタイトルです。「口から出る言葉は、嫌だ、面倒くさい、疲れる。」なんだそうです。同じ50代男性として、思わず共感してしまいます。(おいおい。。。) 生... 続きはこちら≫
あなたに似た弁護士
第237号 あなたに似た弁護士 「あなたに似た人」は、英国の作家、ロアルド・ダールの短編集です。「奇妙な味」の小説で、例えばこんな感じです。海辺のホテルで、ある人が賭けをもちかけるんです。ライターで10回連続火をつけることが出来たら、自分の高級車を渡す。しかし、1回でも火が付かなかったら、指を1本貰うというんですね。相... 続きはこちら≫
二種類の弁護士
第236号 二種類の弁護士 新年おめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。ということで、まずはどうでもいい話から始めさせてもらいます。「世の中には二種類の人間がいる」なんて言い方、皆さん聞いたことありますよね。単純化しているだけに、よい所を突いていたりします。 「世の中には二種類の人間がいる。できない理由を探し... 続きはこちら≫
誠実な美人弁護士
第235号 誠実な美人弁護士 「不実な美女か 貞淑な醜女(ブス)か」は、ロシア語通訳の米原万里のエッセー集です。通訳にまつわるとても面白い話を、軽い筆致で書いています。例えば、英語の通訳を通してスピーチをした人の話がありました。その人は、最後に一言、「ワン プリーズ!」と英語で話したそうです。それはどういう意味ですか... 続きはこちら≫
弁護士の明朗会計
第234号 弁護士の明朗会計 高級な寿司屋では、値段がついていないところがありますよね。値段がないと気になる人は来てはいけないのだと、聞いたこともあります。実際、お客によって、値段が違ってくるなんて、まことしやかに言われています。明朗会計とは無関係な商売なんでしょう。 弁護士の場合も、20年ほど前までは同じようなこと言... 続きはこちら≫
弁護士育成の大誤解
第233号 弁護士育成の大誤解 「子育ての大誤解」という、とても面白い本があります。「重要なのは親じゃない」という副題が、本の内容を全て表しています。「子育て」における、親の果たす役割なんか、本当に小さいものだということを書いた本なんです。それなら、子育てにおいて何が重要かというと、兄弟や友達といった、同年代の人達の影... 続きはこちら≫
弁護士の旧約聖書
第232号 弁護士の旧約聖書 旧約聖書は、ユダヤの民が、神様とした契約についての書物です。この契約は、「ユダヤの民が神様を崇める代わりに、神様はユダヤをヒイキする。」という内容なんです。あまり言いたくないですが、旧約聖書に出てくる神様は、かなりメチャクチャです。 エジプトで奴隷にされていたユダヤ人たちを、神がモーゼに命... 続きはこちら≫
弁護士における理屈と人情
第231号 弁護士における理屈と人情 法律を勉強した人なら、今回は我妻栄先生だなと思ったはずです。50年ほど前に亡くなった、日本の民法界を代表する大学者です。この大先生が、一般人向けに書いたのが「法律における理屈と人情」です。「法律家は、とかく、理屈っぽいとか、融通がきかないとか、杓子定規だとかいわれます。そのとおりだ... 続きはこちら≫
弁護士のお気に召すまま
第230号 弁護士のお気に召すまま 私はお芝居を観るのが趣味なんです。先日、シェイクスピアの「お気に召すまま」を見ました。お互い一目惚れをした男女ですが、二人とも追放されてしまいます。女は男に変装して逃げますが、逃亡先で恋人の男に会うんです。男装の女性は、恋人に「貴方の恋する女性を演じるから、恋の練習をしてみて下さい」... 続きはこちら≫
弁護士もそうしてます
第229号 弁護士もそうしてます 様々な国の人を説得して、川に飛び込ませるにはどうしたらよいかという笑い話があります。アメリカ人には、「飛び込めばヒーローになれるぞ!」、イギリス人には「紳士は飛び込むものだ。」、イタリア人には、「飛び込めば、女性にもてるよ。」と言えば良いそうです。日本人の場合はどうかというと、「他の人... 続きはこちら≫