企業の常識・弁護士の非常識
働かない弁護士に意義がある
働かない弁護士に意義がある 私は働くのが大好きなんですね。事務所の若手弁護士が一所懸命働いている姿を、いくら見ていても見飽きないほど働くのが好きなんです!(おいおい) そんな仕事好きの私ですから、先日入院して、10日も働くことが出来ないときは、とても辛かったのです。そこで、働けない自分を正当化するために、少し前にベス... 続きはこちら≫
話を聞かない弁護士
話を聞かない弁護士 男と女は全く違う!なんて言われてますよね。実は、前回のニュースレターに対する、男女双方のコメントを読んで、本当にそうだなと思ったのです。前回、デパ地下の試食について書きました。男性の私は、試食をすると済まない気持ちになって、買わずにはいられなくなります。一方、うちの妻は、「試食しても美味しくなけれ... 続きはこちら≫
影響力の武器
影響力の武器 チャルディーニという心理学者の書いた、「影響力の武器」という本があります。人は、どういう場合に他人から影響を受けるのかについて書かれた本です。 学者先生の書いた本と言いますと、机上の空論じゃないかと思ってしまいますよね。しかし、チャルディーニ先生は、やり手のセールスマンのような人(人に影響力を与えて、モ... 続きはこちら≫
弁護士の漢字教室
弁護士の漢字教室 漢字と言えば、何と言っても白川 静先生ですね。 10年近く前に、96歳で亡くなった大先生です。 漢字辞典にしろ、他の辞典にしろ、多くの人が協力して作りますよね。酷いのになると、他からコピーして作ったりします。ところが白川先生は、それぞれ毛色の違う、分厚い漢字辞典を3冊作られたんですが、これを全部自分... 続きはこちら≫
弁護士も真面目が大切
弁護士も真面目が大切 お盆でみんな働いていないし、暑くてやる気も出ないし。。。 というわけで、私の好きなオスカー・ワイルドの戯曲から、気の利いた言葉を紹介してお茶を濁します。 まずは、ワイルドの代表作、「真面目が大切」の有名な出だしの部分ですね。ピアノを弾いている主人公と、執事の会話です。「僕の演奏を聴... 続きはこちら≫
光源氏の復讐
光源氏の復讐 日本文学の中で、一番のヒーローと言えば、何と言っても光源氏ですね。この人は、単なるプレイボーイではなく、本当に凄い人だと思うんです。 仕事のうえでも大変なやり手で、政権のトップにまで上り詰めますよね。さらに人情の機微もわかっている。自分の息子を宮中で就職させるに当たって、甘やかすことなく、下積みから始め... 続きはこちら≫
弁護士のビューティー・コンテスト
弁護士のビューティー・コンテスト 世界レベルで有名なビューティー・コンテストといえば、「パリスの審判」ですね。ギリシャ神話の話しです。(済みません。隠そう隠そうとしても(ホントかよ!)教養があふれ出てきてしまうんです。) 争いの女神が、金の林檎を1つ持ってきます。1番美しい女神に、この林檎を与... 続きはこちら≫
木を見る弁護士 森を見る弁護士
木を見る弁護士 森を見る弁護士 頸椎の神経が圧迫されているということで、右腕が痺れています。そこで、様々な治療をしてもらったのですが、その過程で面白いことに気が付きました。 西洋医学では、直接的に原因となっている頸椎を治療しようとします。手術で頸椎の問題部分を切り取るとか、ブロック注射で頸椎の神経を痛ま... 続きはこちら≫
未開弁護士の呪術
未開弁護士の呪術 ジェイムズ・フレイザー卿の「金枝篇」といえば、誰もが少しは知っている本です。「王殺し」とか「共感呪術」なんて言葉は、漫画などにもよく出てくるほどポピュラーな概念でしょう。その一方、本気で読んでいる人はほとんどいないんですね。私だって人のことは言えませんが、とても面白い本であることは間違いありません... 続きはこちら≫
弁護士の逸民伝
弁護士の逸民伝 中国の歴史書には、面白いものが沢山あります。 「後漢書」なんて、とても好きでした。 後漢帝国の創始者である光武帝の話しなど、大変ためになります。群雄割拠する騒乱の時代に、多くのライバルを倒して、帝国を作るんですね。多くの武将たちは、誰が最後に勝つか分かりませんから、光武帝の味方をする一方、ライバルの方... 続きはこちら≫