企業の常識・弁護士の非常識
弁護士をお金で買いますか?(2)
弁護士をお金で買いますか?(2) 弁護士は、戦前の芸者さんみたいなものだと、聞いたことがあります。お金をくれる旦那さんの為に誠を尽くすのが、弁護士のあり方なんだそうです。そこまで言われると身もふたもないんですが、間違っていると言えないところが情けないところです! 実際問題、弁護士を使うのには非常にお金が... 続きはこちら≫
弁護士をお金で買いますか?(1)
弁護士をお金で買いますか?(1) お金によって、正義が歪められたり、愛情が壊されたりすることはよくありますよね。その一方、お金が社会で非常に重要な役割を果たしていることも間違いのない事実です。日本でも昔から、「金が敵(かたき)の世の中だ」と言われる一方、「早く敵に巡り会いたい」とも言われていたのです! ... 続きはこちら≫
ういろう弁護士の効能
ういろう弁護士の効能 薬関係の販売には、「薬事法」に、とても厳しい規制があるんですね。その薬にどんな効能があるのか、適当に書くことは認められません。この成分は、こういう効能があるということで、本当に限定的に記載しなくてはいけないということです。 ところで、小田原に「ういろう」という、有名な漢方薬があり... 続きはこちら≫
弁護士の卒業式
弁護士の卒業式 今の事務所を独立開業して、まるまる7年間経ちました。子供の頃でしたら、この間に卒業式が1、2回はあったなと思ったのです。 先日、次女の小学校の卒業式に行ってきたのです。たまに学校に行くと、いろいろ勉強になります。今の小学生って、男子の人数の方が、女子の1.5倍くらいいるんですね。なんでこん... 続きはこちら≫
結びにかえて
結びにかえて ようやく5冊目を出すことが出来ました。5年間、月に2回のニュースレターを出し続けてきたわけです。 しかし、比較するのはおこがましいのですが、団伊玖磨先生の「パイプのけむり」なんか、37年間も続いていました。 私も気持ちを新たに、少なくともあと30年は続けていきたいと思います!... 続きはこちら≫
職業としての弁護士
職業としての弁護士 マックス・ウェバー大先生の「職業としての学問」「職業としての政治」ですね。いま読み返しても、とても面白い本です。刺激的な記述が沢山あります。 ウェバーによりますと、専門バカにならない人は、学者として役に立たないそうです。「自分の魂が救われるかどうかは、この本のこの箇所の解釈が正しいか... 続きはこちら≫
添削弁護士の反省
添削弁護士の反省 刑事裁判で被告人が、証拠として出てくる調書などを批判してますよね。「あれは、警察や検事の作文だ!」というわけです。警察官などの作る調書というのは、被疑者や証人が話す内容をそのまま書くことになっているんですが、現実にはかなり「作文」になっているようです。それはともかく「作文」にも、やはりレベルの違いが... 続きはこちら≫
寇準の示談交渉(2)
寇準の示談交渉(2) 寇準(こうじゅん)の話の続きです。この人は、メチャクチャ優秀な上に、剛直な「名臣」として有名なんですね。若いころ、皇帝にある案件を奏上したんですが、皇帝は聞き入れません。しかし寇準はあきらめない。皇帝の袖を掴んで、退出させないで、裁可を求めます。皇帝が諦めて認めると、悠々と退出したなんてエピソー... 続きはこちら≫
寇準の示談交渉(1)
寇準の示談交渉(1) 「初めて読む中国古典なら、何が良いかな?」なんて聞かれますと、私は「宋名臣言行録」を推薦しているんです。面白くて、役に立つ本だと思います。 例えば、若くして副宰相になった人の話があります。当然周りの人からは、やっかまれるんですね。副宰相が歩いていると、「あんな若造が副宰相とは、世も... 続きはこちら≫
愛の妙薬の詐欺弁護士
愛の妙薬の詐欺弁護士 「愛の妙薬」というのは、有名なドニゼッティのオペラですね。「惚れ薬」を売る、詐欺師の話です。 「森羅万象に通暁した、人類の救済者」と名乗る薬売りが、これさえ飲めばモテルこと間違いなしという「妙薬」を販売するんです。ところが、この薬はただの赤ワインなんですね。騙されて購入した人が、ワ... 続きはこちら≫