企業の常識・弁護士の非常識
シャーロッキアンの憲法解釈
第198号 シャーロッキアンの憲法解釈 シャーロキッアンというのは、名探偵シャーロック・ホームズは実在したと信じている人たちです。コナン・ドイルが書いた小説の主人公ではなく、親友のワトスン博士が記録を残した本物の名探偵というわけです。ホームズの探偵小説は全部で9冊(「聖典」と呼ばれてます!)あるんですが、その中には必ず... 続きはこちら≫
高慢弁護士の偏見
第196号 高慢弁護士の偏見 ゴールデンウィークで皆さんお休みなのに、ニュー スレター書くなんて。。。 そこで私も、好きな小説の話で、お茶を濁すことにします。(おいおい。) 「高慢と偏見」は、今から200年も前に書かれた、ジェーン・オースティンの小説ですね。「完全な小説家の、完璧な小説」と言われている、凄い作品です。そ... 続きはこちら≫
ただの弁護士じゃねえか、こんなもん
第197号 ただの弁護士じゃねえか、こんなもん 連続テレビ小説で、「ひよっこ」ってやってますよね。私が生まれた50数年前に、集団就職で東京に出てきた女性たちの話です。主題歌をサザンの桑田佳祐が歌っているんですが、それに対するNHK会長のコメントを読みました。簡単に言うと、メロディーはいいし、何となく雰囲気的に素晴らしい... 続きはこちら≫
パンドラ弁護士の希望
第195号 パンドラ弁護士の希望 「パンドラの箱」は、ギリシャ神話の中の有名な話で す。人間がどんどんと力をつけてきたのを見て、ギリ シャの神様は不安に思います。このままでは自分たちの存在が脅かされると感じたわけです。 そこで神様は、パンドラという名の女性に、あらゆる厄災が詰まった箱を持たせて、人間界に行かせます。 そ... 続きはこちら≫
弁護士のすることに間違いなし
第194号 弁護士のすることに間違いなし ニュースレターも、本日から9年目に入りました。 相変わらずバカバカしい内容ですが、よろしくお願いいたします。 本日は、アンデルセン童話です。 アンデルセンは、子供のころからあまり好きじゃなかったんです。マッチ売りの少女とか人魚姫など、 感動の押し売りみたいな感じが嫌でしたね。(... 続きはこちら≫
弁護士の王子さま
第193号 弁護士の王子さま 「星の王子さま」は、いうまでもなく、サンテグジュペリの傑作ですね。世界中で、2億冊近く売れた、大ベストセラーです。 人が一人住めるくらい小さな星に、王子さまはバラの花と住んでいたんですね。王子さまはキレイなバラの花が大好きで、色々と世話をするんですが、バラの花の方は、王子さまの気を引いたり... 続きはこちら≫
エディプスの事実調査
第192号 エディプスの事実調査 エディプスというのは、今から2500年も前に書かれた、ギリシャ悲劇の主人公です。ギリシャの王様の子供です。フロイトが、この悲劇をもとに「エディプスコンプレクス」なんて言葉を作ったことで、一躍有名になった人です。 エディプスが生まれたときに、当時最高の預言者が、預言をしまし... 続きはこちら≫
コーデリア弁護士の正直
第191号 コーデリア弁護士の正直 コーデリアというのは、シェイクスピアの「リア王」の娘です。三人姉妹の末娘ですね。父親のリア王は、それまで治めていた自分の国を、3人の娘たちに譲ろうと考えます。そこで、各娘たちに、父である自分を、いかに愛しているのかを話させます。その内容に応じて、何を与えるのかを決めようというわけです... 続きはこちら≫
弁護士の随想録
第190号 弁護士の随想録 随想録(エセー)といえば、もちろんモンテーニュ大先生のご本です。500年ほど前に書かれたものですが、今でも愛読者は沢山います。良く生き、そして良く死ぬためのヒントが詰まっている本ですね。私も、30年以上前に最初に読んだのですが、いまでも目を通します。面白い話がたくさんあるからで... 続きはこちら≫
弁護士の七部集
第189号 弁護士の七部集 無人島に本を一冊だけ持っていけるなら、何をもっていくかなんて質問がありますよね。私の場合、間違っ ても法律書なんか持っていきません! たぶん、「芭蕉七部集」を持っていくと思うのです。芭蕉大先生が選んだ、「俳句」と「連歌」を載せた御本です。 俳句の方は、知らない人はいないでしょう。五七五の短い... 続きはこちら≫