企業の常識・弁護士の非常識
弁護士伝授手習鑑
第221号 弁護士伝授手習鑑 私は、歌舞伎がかなり好きなんですね。荒唐無稽な話でも、役者さんがカッコいいと、もっともらしく見えるから不思議です。歌舞伎の主人公には、悪人も多いんですが、これがまた魅力的なんです。お嬢吉三なんて、大金を強奪したうえ、被害者を川に叩き落すなんて無茶苦茶なことをしておいて、濡れ手... 続きはこちら≫
アーサー王宮廷の弁護士
第220号 アーサー王宮廷の弁護士 GWで誰もいないでしょうから、自由気ままに、好きな本をもとに、くだらない話を書いてきます。 「アーサー王宮廷のヤンキー」は、マーク・トウェイン(あの、「トム・ソーヤの冒険」や「王子と乞食」の作者ですね。)が今から200年位前に書いた本です。今から1500年も前の、アーサ... 続きはこちら≫
AIなんか怖くない
第219号 AIなんか怖くない 「バージニア・ウルフなんか怖くない」は、私が生まれたころに作られた、アメリカのお芝居です。映画にもなってますから、見た人も多いと思います。田舎町の大学教授夫妻が主人公です。夫婦仲は冷え切っていて、子供もいないこともあり人生にも退屈している二人ですが、2つだけ共通の「趣味」があるんです。1... 続きはこちら≫
口腹弁護士の意気
第218号 口腹弁護士の意気 私は漢詩が好きなんですね。漢詩には、思わず口ずさみたくなる、格好良いフレーズが沢山あります。 「人生意気に感ず 功名誰かまた論ぜん」 なんて、有名です。今から1400年も前の魏徴(ぎちょう)の詩の一部です。魏徴は、皇帝に対して、ズバズバと諫言をしたことで有名な人です。中国で名君といわれるよ... 続きはこちら≫
弁護士の弟子
第217号 弁護士の弟子 今回は、「魔法使いの弟子」かなと思った方、ハズレです。(なんだそりゃ。。。) 中島敦の「弟子」です。 孔子と、その弟子の子路を書いた小説です。孔子は言うまでもなく「論語」の大先生ですね。苦労人で、人情の機微を知る、本当に偉い人です。例えば論語には、 「お金持ちになっても威張らないのは難しくない... 続きはこちら≫
弁護士のマネタイズ
第216号 弁護士のマネタイズ 私は、他人のブログを読むのが好きです。特に過激な内容が面白いですね。何年か前に炎上したアキさんという人のブログがあります。「社会の底辺の人と関わってはいけません」なんて露骨なことが書いてありました。社会の底辺にいるフリーターや水商売の人などとは、「口きいちゃダメです。仕事一緒にするとか結... 続きはこちら≫
弁護士も名を正さん
第215号 弁護士も名を正さん 「必ずや名を正さん」というのは、論語に出てくる孔子の言葉です。「政治を任されたら、先生はまず何をしますか?」という質問に対する、孔子の回答です。 子供の頃、この孔子の答えを読んで、なんか納得いかなかったのを覚えています。実質的な制度を変えないで、「名前」だけ正しくしても、あまり意味ないの... 続きはこちら≫
弁護士の実証的精神
第214号 弁護士の実証的精神 「実証的精神論」は、オーギュスト・コント大先生が、いまから200年位前に書いた本ですね。有名だけど、ほとんど誰も読まない本の一冊です。コントは、当時の神学や哲学を厳しく批判したわけです。現実を観察して、本当に役立っているかを調べることなく、理屈だけをこねまわしている神学や哲学は、何の役に... 続きはこちら≫
弁護士のさしすせそ
第213号 弁護士のさしすせそ 料理の世界には、「さしすせそ」がありますね。「砂糖」「塩」「酢」「醤油(せうゆ。ちょっと苦しいけど。) 「みそ」を言うそうです。一方、女性が男性を落とすときに使う「さしすせそ」もあるそうです。男性相手にこれを言えば、絶対にうまくいく魔法の言葉なんですね。「さすが!」「知らなかったわ。」「... 続きはこちら≫
弁護士のいろはカルタ
第212号 弁護士のいろはカルタ 新年おめでとうございます。年明けに相応しく、軽いニュースレターにします。「いろはカルタ」です。 いろはカルタには、色々な種類があるんですね。薩摩藩中興の祖、島津忠良公が、5年もの歳月をかけて作られた、いろはカルタなんて凄いです。 いにしへの 道を聞きても唱へても わが行いに せずば... 続きはこちら≫