企業の常識・弁護士の非常識
弁護士のたとえ話
第317号 弁護士のたとえ話 先日、牛丼の吉野家の取締役が、大学のマーケティングの授業で用いた「たとえ話」が大問題となりました。 まずは吉野家の味に馴染んでもらう為のマーケティング戦略のたとえ話で、「田舎から来た生娘をシャブ漬けにする」なんて話したそうです。 このたとえ話は、本当に酷い。ただ思い起こしてみると、こういう... 続きはこちら≫
弁護士の第二法律論
第316号 弁護士の第二法律論 芸能人の俳句を、俳人の夏井いつき先生が添削するというテレビ番組ありますよね。 メチャクチャな俳句を、どんなふうに直すのか、夏井先生の毒舌と相まって、なかなか面白いのです。「秋刀魚かな 鰯もいいな はよ帰ろ」なんて句は、次のように添削されます。「秋刀魚か鰯か 我が決断の 秋の暮」 なんか、... 続きはこちら≫
邸宅弁護士の塀
第315号 邸宅弁護士の塀 日本の家はつまらないと、以前から感じていました。普通の家は、どれもこれも似ている上に、車持っていない人でも、駐車場付きなんですね。駐車場スペースを、家を素敵に見せるために使えるのにと、残念に思うのです。豪邸というような大きな家になると、今度は要塞化しちゃってます。「内部を絶対に見せないぞ!」... 続きはこちら≫
ギリシャ神話の刑罰
第314号 ギリシャ神話の刑罰 「教養とは何か?」という問題について、とても納得できる答えを聞きました。「様々なことを知っているのは物知り。知っている知識をひけらかさないよう、我慢できるのが教養」なんだそうです。み、耳が痛い。 そこで今回は、ギリシャ神話をひけらかしちゃいます! ギリシャ神話には、残酷な犯... 続きはこちら≫
弁護士戦隊サリンジャー
第313号 弁護士戦隊サリンジャー 若い頃、サリンジャーの小説が人気でした。流し読みしかしてない私でも、愛読者の振りぐらいはしたものです。「ライ麦畑で捕まえて」なんて有名ですよね。主人公は、今のニートの走りみたいな人です。「将来何になりたいか」と聞かれて、ライ麦畑でキャッチャーになりたいなんて答えます。ライ麦畑で遊んで... 続きはこちら≫
セールスマンの弁護士
第312号 セールスマンの弁護士 ダジャレのタイトルで済みません。「セールスマンの死」は、米国現代演劇の古典で、日本でも頻繁に上演されています。少し前に、風間杜夫・片平なぎさの舞台を観に行ったんですが、4月には段田安則・鈴木保奈美で上演されます。妻と2人で暮らす、63歳のセールスマンが主人公です。セールスマンの仕事に誇... 続きはこちら≫
弁護士の和文和訳
第311号 弁護士の和文和訳 「源氏物語」といえば、日本文学の古典中の古典です。現代語訳で読んだ人はそれなりに居るでしょうけど、物語の中に出てくる1000首もの和歌は、読まずに飛ばしちゃうんです。物語は、光源氏の母親が、帝の寵愛を受けるところから始まります。身分の低い母親は光源氏を生みますが、皆から嫉妬されイジメられ、... 続きはこちら≫
一問一答式弁護士
第310号 一問一答式弁護士 自宅の近所に、「一問一答式」とあだ名の付いた、あまり流行っていないお医者さんがいました。 妻が近所の人から得た情報によると、この先生の質問に対して、一言で回答しないと、怒られるんだそうです。「熱はありますか?」と質問されて、「実はおとといの晩から熱が出始め、翌朝は下がったのですが、また夕方... 続きはこちら≫
弁護士のヘッドアップ
第309号 弁護士のヘッドアップ 「小説入門」みたいな本を読むと、まず第1に「視点」を統一しなさいと教えてくれます。これが、小説の基本ルールなんですね。通常は、主人公の視点で小説世界を記述していきます。読者に主人公と同じ立場で物事を見て貰うことにより、主人公に共感して貰うわけです。これって、弁護士の仕事でもあります。刑... 続きはこちら≫
弁護士のジローです
第308号 弁護士のジローです 初笑いして貰えると嬉しいです。お笑い芸人に、ヒロシさんっていますよね。ホストみたいな恰好で、下を向いて、「ヒロシです」という言葉に続いて、自虐的なことをつぶやきます。「ヒロシです。『何時から居たの?』と聞かれたけど、最初から居ました」なんて感じです。 私、昔からヒロシさんの、僻んだよう笑... 続きはこちら≫