企業の常識・弁護士の非常識
弁護士の3(1/3)
第327号 弁護士の3(1/3) 一般的に、1より2が、2より3が安定するそうです。キリスト教の「三位一体」なんて、学生の頃不思議に思ったものです。「神」「キリスト」は良いとして、何だっていきなり「精霊」が出て来るのか訳が分かりません。「3」が安定するから、無理やり付加えたような気がします。(もっとも、弁護士稼業をして... 続きはこちら≫
弁護士の千三つ
第326号 弁護士の千三つ 「千三つ」というのは、「千」話す中に、本当のことは「三つ」しかないという、「嘘つき」のことです。 先日テレビドラマで、「正直不動産」というのをやっていました。ドラマによると、不動産屋さんというのは、調子の良いことばかり言う、「千三つ」の仕事なんだそうです。このドラマの不動産屋さんは、呪いを受... 続きはこちら≫
弁護士の3は沢山
第325号 弁護士の3は沢山 未開の人たちは、3以上の数は全て同じように、「沢山」としか認識できないそうです。思わず、「本当ですか?」と言いたくなります。いくら「未開人」でも、もう少しは数えられそうと思う一方、「三以上はみんな同じ」というのも、あながち間違いではない気もしたのです。 なぜなら、「数」の話と... 続きはこちら≫
弁護士の3秒ルール
第324号 弁護士の3秒ルール 「3秒ルール」ってありますよね。食べ物を床に落としたときに、「3秒以内なら拾って食べても大丈夫!」というルールです。私なんか、3秒どころか、3分以内なら平気で食べていました。(おいおい) ただ、時間が経てば経つほど、落ちた食べ物が汚く思えてくることは間違いないところです。こういう3秒ルー... 続きはこちら≫
第三の弁護士
第323号 第三の弁護士 「第三の男」と言えば、映画の古典です。 映画を見てない人でも、アントン・カラスのチターによるテーマ曲は聞いたことがあるはずです。舞台は第2次世界戦後のウィーンです。親友の「事故死」の現場に居たという「第三の男」の謎を追う話です。 ところで、映画の題名の「第三」ですが、「当事者ではないが、強い利... 続きはこちら≫
弁護士の三択
第322号 弁護士の三択 3つの選択肢から、何を選ぶかという話、よくありますよね。泉に落としたのは、金の斧か、銀の斧か、鉄斧かと聞かれるとみたいな話です。 この話は、正直者かどうかが問題ですが、もっと難しい問題もあります。シェイクスピアのベニスの商人では、求婚者に金の箱、銀の箱、鉛の箱の3つから選ばせる話がありました。... 続きはこちら≫
弁護士の手
第321号 弁護士の手 本格的な夏の猛暑に備えて、少し怖い話をします。 「猿の手」というのは、有名なホラー小説です。ある夫婦が、ミイラになった猿の手を譲り受けます。この猿の手にお願いすれば、どんなことでも3つかなうというのです。あまり本気にしていない夫婦は、家のローンが返せる程度の、まとまったお金が手に入るように願いま... 続きはこちら≫
クラフト弁護士
第320号 クラフト弁護士 大学で法律の勉強を始めたころ、教授がドイツのビールジョッキについて話してくれました。ジョッキ一杯に注がれたビールが泡ばかりだった場合、「ビール提供契約」の「履行」に当たるかという話です。ドイツではジョッキの上部に線が引いてあります。その線より下まで泡があるのは許されないのだと、教えてくれまし... 続きはこちら≫
弁護士の平和
第319号 弁護士の平和 「女の平和」といえば、ギリシャの大喜劇作家、アリストパネスの代表作です。2400年ほど前の作品です。 アテネとスパルタとで、男たちが戦争を始めます。戦争を止めさせるために、両国の女性が集まり、セックス・ストライキを行うという喜劇です。最終的に両国の男たちが我慢できずに、戦争を終わらせるという話... 続きはこちら≫
弁護士のたとえ話(2)
第318号 弁護士のたとえ話(2) たとえ話の続きです。前回も書いた通り、キリストはたとえ話の名人ということになっていますが、聖書のたとえ話は相当分かり難いのです。有名なたとえに、主人からお金を任された人たちの話があります。任されたお金を活用して、増やした人は褒められます。 一方、失うことを恐れて、そのお金をただ保管し... 続きはこちら≫