企業の常識・弁護士の非常識
美女と野獣の和解
第267号 美女と野獣の和解 「Beauty and the Beast」は、ディズニーのミュージカルで有名です。イケメンで頭も良いが、人を見下した、性格の悪い王子様がいました。魔法使いの怒りに触れた王子様は、字を読むこともできない野獣に変えられてしまいます。そして、野獣となった王子を、本当に愛してくれる女性が現れるま... 続きはこちら≫
プラトン弁護士の実務
第266号 プラトン弁護士の実務 プラトンは哲学者の代名詞みたいな人です。2500年も前の人ですが、師であるソクラテスを主人公にした哲学書を沢山残しています。ソクラテスは本を1冊も残してませんから、「ソクラテスがプラトンを作り、プラトンがソクラテスを作った。」なんて言われているわけです。いま読んでも、とても面白い。本の... 続きはこちら≫
弁護士のマスク
第265号 弁護士のマスク Mask of Zoroといえば、「怪傑ゾロ」です。悪の総督の圧政に対抗して、マスクを付けて正体を隠した、民衆の味方ゾロが活躍する話です。ミュージカルや映画にもなっていますから、観た人も多いと思います。私も、ゾロのような、人々の役に立つ弁護士になりたいと思ってきたのです。(ほ、本当です。) ... 続きはこちら≫
弁護士の漱石枕流
第264号 弁護士の漱石枕流 「そうせき ちんりゅう」と読むそうです。明治の文豪、夏目漱石のペンネームの由来です。「石で口をすすいで 流れを枕にする」という意味になります。これって、普通に考えておかしいですよね。もともとは、俗世間を離れて自然の中で暮らすことを表す表現で、「石を枕にして 流れで口をすすぐ」というのがあっ... 続きはこちら≫
弁護士の罪と罰
第263号 弁護士の罪と罰 「罪と罰」は、ドストエフスキーの名作ですね。苦学生の主人公が、「優れた人間は、悪い奴からお金を取っても良いのだ。」なんて思想のもと、悪名高い高利貸しの老婆を殺害し、金を奪う話です。ところが犯行を見られたことから、罪のない人まで一緒に殺してしまう。罪の意識に苦しむ主人公は、父親に娼婦として売ら... 続きはこちら≫
弁護士の孟母三遷
第262号 弁護士の孟母三遷 孔子と並ぶ中国の聖人、孟子です。例え話が得意な人です。「助長」の話なんか有名です。「助長」というのは、文字とおり「成長を助ける」という意味ですね。畑に種を蒔いたところ、芽がでてきましたが、どうも成長が遅い。そこで、成長を助けようと、芽を摘まんで無理やり引っ張り上げたところ、作物は全て枯れて... 続きはこちら≫
何が弁護士を食べているのか
第261号 何が弁護士を食べているのか 「What's eating Gilbert Grape?」は、かなり前の米国映画です。直訳すると、「何がギルバート・グレイプを食べているか?」になります。「悩み事は人を食べてしまう。」ということから、「何を悩んでいるのか?」という意味になるんです。アメリカの田舎町で暮らす家族... 続きはこちら≫
弁護士の謎ルール
第260号 弁護士の謎ルール 「このルールに、一体何の理由があるのだろう?」と、疑問に思うことはよくあります。こういうのを、「謎ルール」と言うそうです。オーブンで大きな肉を焼くとき、必ず両端を切り落としていた人の話があります。自身のお母さんから教えて貰った美味しく肉を焼く「秘訣」ということで、ずっと守っていました。... 続きはこちら≫
放蕩息子の兄
第259号 放蕩息子の兄 キリスト教系の学校に通っている長女から、「聖書の放蕩息子のお兄さんって、可哀そうだと思わない?」と聞かれました。「放蕩息子」は、キリストの譬え話の中で、一番有名なものですね。お金持ちの家に、息子が二人います。兄は親の言うことをよく聞いて、親と一緒に働いていますが、弟の方は遊んでばかりいる。弟... 続きはこちら≫
弁護士の西遊記
第258号 弁護士の西遊記 西遊記は、天竺にお経を取りに行く三蔵法師のお供の孫悟空が大活躍する話です。悟空を始め登場人物は、みんな「キャラが立って」います。「孫悟空ってどんな人?」と聞かれれば、「単細胞だけど、凄く強い猿の妖怪だよ。」と答えられます。猪八戒なら、「怠け者で享楽主義の豚の妖怪」です。 ところ... 続きはこちら≫