企業の常識・弁護士の非常識
弁護士のドント エクスプレイン
第257号 弁護士のドント エクスプレイン Don’t Explain は、ビリー・ホリデーの名曲です。直訳すると、「説明するな」ですが、一般には「言い訳はしないで」みたいに訳されています。シャツについていた口紅から、旦那さんの浮気を確信したときに作られた歌だそうです。「言い訳はしないで ずっと一緒だよと言って 帰っ... 続きはこちら≫
弁護士の人生処方詩集
第256号 弁護士の人生処方詩集 ドイツの作家、エーリヒ・ケストナー(「飛ぶ教室」や「ふたりのロッテ」といった児童文学で有名な人ですね)に、「人生処方詩集」という面白い本があります。ウイットに富んだ、考えさせられる詩がいっぱい載っています。「これが運命だ」という詩は、こんな感じです、「妊娠と 葬式のあいだに あるものは... 続きはこちら≫
弁護士の対内道徳
第255号 弁護士の対内道徳 中国の儒教では、「仁」や「義」といった道徳の大切さを教えてくれます。 ところが、同じく中国の荘子によると、盗賊みたいな悪人にも、仁義といった道徳が大切だそうです。「仁とは盗んだものを仲間と公平に分けること。」「義とは仲間を先に逃し、自分が最後に逃げること。」だそうです。... 続きはこちら≫
弁護士の「歴史」
第254号 弁護士の「歴史」 「歴史」と言えば、ギリシャのヘロドトス大先生の、今から2500年位前の著書です。私も、学生の頃に読んで、感動したというか、呆れたのを覚えています。この本は、ギリシャが、当時の強国ペルシャの侵攻を防いだペルシャ戦争の記録です。これ自体、本当に凄いことですから、記録したくなるのは当然です。現... 続きはこちら≫
お米弁護士のご馳走
第253号 お米弁護士のご馳走 「芸人というのは、大変な仕事だ。。。」と、子供の頃から思っていました。次々に新しい人が出てきます。一部の人を除いて、「売れたな!」と思っても、直ぐに消えてしまうんですね。以前読んだ歴史の本に、豊臣秀吉に仕えた、お伽衆(偉い人専用のお笑い芸人ですね)の話がありました。歴史に名を遺すお伽... 続きはこちら≫
安全弁護士の安心
第252号 安全弁護士の安心 「レインマン」という面白い映画があります。若いころに父と喧嘩して、家を飛び出した主人公ですが、彼のビジネスは、なかなかうまくいかない。そんなとき、父親が死んだという知らせが来ます。「遺産が入るか?」と期待しますが、財産は全て、存在さえ知らなかった「兄」に残されたと聞きます。「兄」から遺産を... 続きはこちら≫
弁護士のプレイバック
第251号 弁護士のプレイバック 現在の山口百恵の写真が、ネットに載ってました。「えっ、おばさん?」と驚いたんです。私も山口百恵、大好きでした! 何といってもプレイバックPart2をよく覚えています。「♪緑の中を走り抜けてく真紅なポルシェ♪」を読んだだけで、私と同年代の人達は、自然にメロディーが頭に鳴り響きますよね。「... 続きはこちら≫
誰も帰ってはいけない
第250号 誰も帰ってはいけない 先日、プッチーニのオペラ、トゥーランドットを見てきました。お姫様と結婚するには、3つの謎を解かないといけないんです。失敗すると殺されます。既に各国の20人以上の王子たちが死んでいます。そんな謎に、正体不明の王子が挑む話です。一つ目の謎は、「夜、寝るときに生まれて、朝になると無くなるもの... 続きはこちら≫
弁護士の弁明
第249号 弁護士の弁明 プラトンの「ソクラテスの弁明」です。ソクラテスへの死刑判決がだされた裁判の記録ですね。2400年以上前の話ですが、今読んでも非常に感動します。 ソクラテスといえば、「汝、自らを知れ」と、皆に教えて回った人です。でも私だって、「自惚れ屋で利己的な自分自身」なんて真実を他人から突き付けられたくない... 続きはこちら≫
弁護士の飴と鞭
第247号 弁護士の飴と鞭 昔から、人を動かすには「飴と鞭」を使えと言いますよね。良いことをしたら褒美を与えると共に、悪いことをしたら、罰を与えるということです。現代社会でも、国は様々な飴と鞭を使いこなしています。 鞭の代表は、何といっても刑法です。好ましくない行いをした人に、刑罰という鞭を与えます。その一方、国家... 続きはこちら≫