企業の常識・弁護士の非常識
弁護士の陰謀論
第357号 弁護士の陰謀論 コロナを巡っては、多くの陰謀論がネットに出ていました。コロナ初期のころは、「中国がウイルス兵器を作ろうとしていたものだ」なんていうのがありました。兵器にしてはしょぼいなと思う一方、ひょっとしたらなんて気にもさせる話です。さらには、コロナで老人が亡くなる率が高いことから、コロナは年寄りを殺すた... 続きはこちら≫
弁護士の阿弥陀池
第356号 弁護士の阿弥陀池 お正月気分で好きな落語を紹介します。バカバカしい話が好きです。「阿弥陀が池」という名前の池があるんですが、その池の名前を使ったダジャレの話です。悪事が露見して、「誰にそそのかされたのか?」と聞かれた男が、「阿弥陀が行けといいました」と答えるというのが、話の主軸なんです。私の文章を読んでも、... 続きはこちら≫
弁護士の確率(3)
第355号 弁護士の確率(3) これまで2回にわたり、法律と確率の問題を検討してきました。 最終回として、弁護士業務に確率の考えを生かす方法を考察しちゃいます! そう言えば裁判の世界でも、どちらが正しいのかという問題について、0か100かで決めるのではなく、確率に応じて判断しようといった学説がありました。裁判所では認め... 続きはこちら≫
弁護士の確率(2)
第354号 弁護士の確率(2) 前回は、「高確率」と「事実」は違うのだという話をしました。 一方、法律の世界では、高確率のことがらについて、意味を持たせる場合も多くあります。少し前に、政治家と弁護士の不倫の問題が取り上げられました。この二人ですが、ホテルに一緒に行ったことは認めていましたが、「一線は越えていない」と主張... 続きはこちら≫
弁護士の確率(1)
第353号 弁護士の確率(1) 様々な徴候から「自分は高い確率で助からないはずだ」と判断している重病患者でも、心の底では「ひょっとしたら」と期待しているそうです。だから、医師から「事実」として余命宣告されると大ショックを受けるんですね。人間にとっては、どんなに「高確率」であったとしても、それは「事実」とは違うようです。... 続きはこちら≫
弁護士の法則
第352号 弁護士の法則 私は「法則」が好きなんです。 以前のニュースレターで、70年くらい前にパーキンソンさんという人が提唱した「パーキンソンの法則」を紹介しました。複数の「法則」があるんですが、そのうちの一つに、「人は自分が判断可能な事柄について熱く論じる」なんていうのがありました。最近、大阪万博の費用が数千億円か... 続きはこちら≫
下流弁護士(2)
第351号 下流弁護士(2) 前回は「下流」に関連して、40年前のベストセラー金魂巻を取り上げました。そこでは○金の子供が○金になる、「○金相乗効果の法則」なんて、怖い法則があったのです。この本の中には、他にも恐ろしい法則がありました。 それは、「収入と主張反比例の法則」とでもいうものです。○ビの人ほど色... 続きはこちら≫
下流弁護士(1)
第350号 下流弁護士(1) 下流老人なんて言葉が、数年前から流行語になりました。これは、低収入・低貯蓄のうえ、頼れる人のいない老人なんだそうです。普通に暮らしていた人でも、油断していると下流老人になってしまうそうです。以前よりも寿命が大きく延びたのだから、長い老後の準備をしないと、「下流」になってしまうというのも、よ... 続きはこちら≫
緋色弁護士の研究
第349号 緋色弁護士の研究 「緋色の研究」は、名探偵シャーロック・ホームズの記念すべき第1作です。巻を重ねるごとに、ホームズはまともな人になりますが、第1作では、薬物中毒で推理以外には興味のない、完全に変な人です。ルームシェアの相手を探していて、紹介された退役軍医のワトソンに会って、最初に言った言葉が、「アフガニスタ... 続きはこちら≫
弁護士自給率
第348号 弁護士自給率 学校給食でコオロギ食が採用されたということで、かなりニュースになりました。 「コオロギみたいな昆虫を食べることによって、子供にどんな悪影響が及ぶか分からない!」なんてお怒りの意見もありました。でも、人類100万年の歴史で考えると、相当長期間昆虫からたんぱく質を取っていたそうです。今更、コオロギ... 続きはこちら≫