企業の常識・弁護士の非常識
弁護士はつらいよ
第361号 弁護士はつらいよ 「男はつらいよ」の寅さんは、今でも人気者です。調べてみたら、寅さん名言集まであるんですね。せっかくですから、少し紹介しちゃいます。20年ぶりに家出から戻ってきた寅さんが、妹のさくらの結婚に反対します。相手が大卒でないのが気に食わない。相手の男から、「お兄さんも私の立場に立って考えたら」みた... 続きはこちら≫
迷惑系弁護士
第360号 迷惑系弁護士 小学生の憧れの職業に、ユーチューバーが上がっているそうですが、その中にも様々な分野があるみたいです。私が特に好きなのは、「大食い系」です。特に、苦しそうに食べる人が好きです! 私みたいに、減量に苦労している人間からすると、ほっそりしている人が、楽しそうに大食いしているのを見ると、敵意を覚えます... 続きはこちら≫
弁護士のペンとカネ
第359号 弁護士のペンとカネ 前回は、「ペンは剣より強し」という言葉について考察しました。近代国家では、剣が得意な人より、国家権力を「ペン」で動かせる人の方が強いという話です。まさに、近代国家を象徴する標語が「ペンは剣より強し」なんです。 一方近代国家において、市民間の問題は「カネ」で解決されます。これが資本主義社会... 続きはこちら≫
弁護士の三銃士
第358号 弁護士の三銃士 冒険小説と言えば、何といっても「三銃士」です。 200年近く前の小説ですが、今読んでも本当に面白い。田舎から銃士隊に入るためパリにやってきたダルタニアンが主人公です。主人公は来た早々に、三銃士と呼ばれる銃士隊の凄腕3人と争いを起こし、3人それぞれと決闘で白黒つけようということになるんです。ど... 続きはこちら≫
弁護士の陰謀論
第357号 弁護士の陰謀論 コロナを巡っては、多くの陰謀論がネットに出ていました。コロナ初期のころは、「中国がウイルス兵器を作ろうとしていたものだ」なんていうのがありました。兵器にしてはしょぼいなと思う一方、ひょっとしたらなんて気にもさせる話です。さらには、コロナで老人が亡くなる率が高いことから、コロナは年寄りを殺すた... 続きはこちら≫
弁護士の阿弥陀池
第356号 弁護士の阿弥陀池 お正月気分で好きな落語を紹介します。バカバカしい話が好きです。「阿弥陀が池」という名前の池があるんですが、その池の名前を使ったダジャレの話です。悪事が露見して、「誰にそそのかされたのか?」と聞かれた男が、「阿弥陀が行けといいました」と答えるというのが、話の主軸なんです。私の文章を読んでも、... 続きはこちら≫
弁護士の確率(3)
第355号 弁護士の確率(3) これまで2回にわたり、法律と確率の問題を検討してきました。 最終回として、弁護士業務に確率の考えを生かす方法を考察しちゃいます! そう言えば裁判の世界でも、どちらが正しいのかという問題について、0か100かで決めるのではなく、確率に応じて判断しようといった学説がありました。裁判所では認め... 続きはこちら≫
弁護士の確率(2)
第354号 弁護士の確率(2) 前回は、「高確率」と「事実」は違うのだという話をしました。 一方、法律の世界では、高確率のことがらについて、意味を持たせる場合も多くあります。少し前に、政治家と弁護士の不倫の問題が取り上げられました。この二人ですが、ホテルに一緒に行ったことは認めていましたが、「一線は越えていない」と主張... 続きはこちら≫
弁護士の確率(1)
第353号 弁護士の確率(1) 様々な徴候から「自分は高い確率で助からないはずだ」と判断している重病患者でも、心の底では「ひょっとしたら」と期待しているそうです。だから、医師から「事実」として余命宣告されると大ショックを受けるんですね。人間にとっては、どんなに「高確率」であったとしても、それは「事実」とは違うようです。... 続きはこちら≫
弁護士の法則
第352号 弁護士の法則 私は「法則」が好きなんです。 以前のニュースレターで、70年くらい前にパーキンソンさんという人が提唱した「パーキンソンの法則」を紹介しました。複数の「法則」があるんですが、そのうちの一つに、「人は自分が判断可能な事柄について熱く論じる」なんていうのがありました。最近、大阪万博の費用が数千億円か... 続きはこちら≫