企業の常識・弁護士の非常識
プロクルステスの寝台
第367号 プロクルステスの寝台 プロクルステスというのは、ギリシャ神話に出てくる盗賊です。親切なふりをして、旅人を家に泊まらせます。そこで寝台で寝ている旅人の身長が、寝台より短いとハンマーで叩いて引き延ばし,旅人の身長が寝台より長いと、はみ出た手足を切り落として殺害したんです。この悪人、英雄テセウスに退治される、モブ... 続きはこちら≫
弁護士の火星人
第366号 弁護士の火星人 「宇宙戦争」は、19世紀末に書かれた、HGウェルズの古典SFです。 火星から、タコのような宇宙人が地球に攻めて来るという話です。人類の兵器や軍隊は火星人に対して、全く役に立たない。火星人が持ち込んだ赤い植物が人間の血液を吸い取るなどの、鬼畜の行為が行われます。人類はこのまま終わってしまうので... 続きはこちら≫
弁護士の11人いる
第365号 弁護士の11人いる 「11人いる」は萩尾望都のSFマンガです。地球人が、他の星の生物と交流するようになった未来の話です。試験を受けるために、様々な星から10名の受験生が宇宙船に集められます。ところが何故か、受験生は全部で11人いる。疑心暗鬼にかられ、お互いに反発しながらも、協力して問題を解決していくという話... 続きはこちら≫
風の谷のナウシカ
第364号 風の谷のナウシカ 宮崎駿の傑作SFです。高度に発展した科学文明の世界が、戦争によって破壊され、土地は汚染されます。このままでは人類は終わってしまうという危機感を持った人達が、人類救済のための壮大なプログラムを作ります。今後争いが起これば起こるほど、腐海と呼ばれる森ができるようにします。そこでは、木々が瘴気を... 続きはこちら≫
弁護士の偶然世界
第363号 弁護士の偶然世界 「偶然世界」は、フィリップKディックのSF小説です。「公共的偶然発生装置」というシステムにより、 60億人の人類の中から権力者がランダムに選ばれる未来の話です。50年前のSFですが、今読んでもとても面白い。 ところで、つい最近も自民党の裏金事件が問題になりました。確かにけしか... 続きはこちら≫
弁護士の闇の左手
第362号 弁護士の闇の左手 「闇の左手」は、50年以上前に、ル・グィンという女性作家(「ゲド戦記」の作者です)によって書かれた宇宙が舞台のSF小説です。そこでは遺伝子操作によって、男女の区別のない、両性具有の人類が生まれてきます。発情期には、相手との関係で男性になったり女性になったりして、子供を作っていくという社会を... 続きはこちら≫
弁護士はつらいよ
第361号 弁護士はつらいよ 「男はつらいよ」の寅さんは、今でも人気者です。調べてみたら、寅さん名言集まであるんですね。せっかくですから、少し紹介しちゃいます。20年ぶりに家出から戻ってきた寅さんが、妹のさくらの結婚に反対します。相手が大卒でないのが気に食わない。相手の男から、「お兄さんも私の立場に立って考えたら」みた... 続きはこちら≫
迷惑系弁護士
第360号 迷惑系弁護士 小学生の憧れの職業に、ユーチューバーが上がっているそうですが、その中にも様々な分野があるみたいです。私が特に好きなのは、「大食い系」です。特に、苦しそうに食べる人が好きです! 私みたいに、減量に苦労している人間からすると、ほっそりしている人が、楽しそうに大食いしているのを見ると、敵意を覚えます... 続きはこちら≫
弁護士のペンとカネ
第359号 弁護士のペンとカネ 前回は、「ペンは剣より強し」という言葉について考察しました。近代国家では、剣が得意な人より、国家権力を「ペン」で動かせる人の方が強いという話です。まさに、近代国家を象徴する標語が「ペンは剣より強し」なんです。 一方近代国家において、市民間の問題は「カネ」で解決されます。これが資本主義社会... 続きはこちら≫
弁護士の三銃士
第358号 弁護士の三銃士 冒険小説と言えば、何といっても「三銃士」です。 200年近く前の小説ですが、今読んでも本当に面白い。田舎から銃士隊に入るためパリにやってきたダルタニアンが主人公です。主人公は来た早々に、三銃士と呼ばれる銃士隊の凄腕3人と争いを起こし、3人それぞれと決闘で白黒つけようということになるんです。ど... 続きはこちら≫