企業の常識・弁護士の非常識
全く新しい弁護士
第297号 全く新しい弁護士 先日、マイルス・デイヴィスのドキュメンタリーを見ました。マイルスといえば、ジャズの神様みたいな人ですよね。プレイヤーとしても凄いんですが、それだけではない。常に新しいことにチャレンジしたところと、若手を自分の楽団に入れて育てたところが、非常に高く評価されています。ドキュメンタリーの中で、新... 続きはこちら≫
弁護士から国民を守る党
第296号 弁護士から国民を守る党 「NHKから国民を守る党」というのを聞いたとき、何かの冗談かと思ったものです。この政党、様々な政党名で地方選にも出ています。「不登校を考える党」「動物愛護推進党」「議席を減らします党」はまだしも、「HAGE党」となってくると、「いったい何をしたいんだろう?」と考えてしまいます。ハゲの... 続きはこちら≫
コンニチハ弁護士さん
第295号 コンニチハ弁護士さん 20世紀で一番悪名高い人と言えば、恐らくナチスのヒットラーだと思います。悪い人ですが、魅力的な人でもありますね。未だに映画などにもなっています。先日見たドイツの映画では、ヒットラーが現代で復活するというものでした。蘇ったヒットラーを、周りの人たちはお笑い芸人のように扱います。面白いから... 続きはこちら≫
いきなり弁護士
第294号 いきなり弁護士 「酒池肉林」って言葉がありますよね。古代中国の暴君が、人々の犠牲の上に、信じられないような贅沢な生活をしたという話です。「酒池」というのは、文字通り酒の池です。お酒という最高に贅沢なもので池を作り、飲み放題としたのが酒池です。それでは「肉林」は何かと言いますと、現代人が誤解している内容とは違... 続きはこちら≫
弁護士の補足意見
第293号 弁護士の補足意見 先日、妻と小さなフレンチレストランに行きました。 味はとても良いんですけど、あまり流行っていない。シェフと話してみて、その理由が分かった気がしたのです。 この人、こちらが軽い気持ちで何か言うと、必ず「それは違います」と反対してきます。 「このワイン、少し甘口で美味しいですね」なんて私が言っ... 続きはこちら≫
弁護士の理由
第292号 弁護士の理由 少し前に、森元首相による女性差別の発言が問題になりました。 「女性が入ると、会議が長くなる」みたいな発言だったはずです。「あそこまで叩かなくてもいいのでは。。。」と、思わず気の毒になるほど攻撃されていました。仮に会議が長くなるとしたら、女性の方が本気で問題提起をすることが多いからでしょう。... 続きはこちら≫
弁護士のちはやふる
第291号 弁護士のちはやふる アメリカに住んでいたとき、焼鳥屋さんによく行ってました。カウンターの隣に、米国人の二人連れが座ったんです。焼鳥の意味を聞かれた人が、得意げに説明し始めた。「YAKIというのはチキンのこと。TORIというのはスティックのこと。ヤキトリとは、sticked chickenのことだよ!」 知っ... 続きはこちら≫
弁護士は何で生きるか(2)
第290号 弁護士は何で生きるか(2) 前回の続きです。神の命令に逆らって、幼児のいる母親を天に召すことしなかった天使の話です。神様から出された3つの質問の1つ目に対して、「人の中にあるのは愛だ!」と悟ったのが前回です。 今回は2番目の質問、「人に許されていないことは何か?」から検討します。ただ、以前この... 続きはこちら≫
弁護士は何で生きるか(1)
第289号 弁護士は何で生きるか(1) 「人は何で生きるか」は、文豪トルストイの民話です。 トルストイは、「戦争と平和」「復活」みたいな長編文学だけじゃなくて、民話も沢山書いています。キリスト教の思想に基づく教訓的な民話ですね。愚かでも働き者の人が、ずるい知恵者に勝利する「イワンの馬鹿」なんて、子供の頃に読んだ人多いと... 続きはこちら≫
孔明弁護士の指針
第288号 孔明弁護士の指針 弁護士の仕事をしていると、迷うことばかりです。不利な和解でもした方が良いのか、徹底的に争うべきなのか、2つの選択肢のどちらにするのか、なかなか決められない。こういうときには、決断のための指針が欲しくなります。「葉隠」なんて、有名です。選択に迷ったときには、辛い方、厳しい方を常に選べという教... 続きはこちら≫