企業の常識・弁護士の非常識

2019年07月01日

弁護士自慢

第248号 弁護士自慢 人間というのは、自慢したい生き物なんだそうです。常識的には恥ずべきことでも自慢します。昭和を代表する落語家の古今亭志ん生師匠に、「びんぼう自慢」という自伝があります。「貧乏はするものではありません。味わうものですな」だそうです。自分はもとより、落語家たちの貧乏の話が沢山出てきます。何人もの人から... 続きはこちら≫

2019年06月03日

弁護士のビッグブラザー

第246号 弁護士のビッグブラザー  ビッグ ブラザーというのは、「1984年」という小説に出てくる独裁者です。この独裁国では、権力を維持するために、いつでも外部と戦争を行っています。歴史を作り替える「真理省」とか、国民を拷問・洗脳する「愛情省」といった、思わず笑ってしまうほど凄い機関がある国です。それだけでは足りずに... 続きはこちら≫

2019年05月16日

レンタル弁護士

第245号 レンタル弁護士 若い人の「自動車離れ」が進んでいるそうです。免許を持っていない人も沢山います。うちの事務所には6名の弁護士がいますが、自動車を所有している人は一人もいません。必要なら、レンタルすればいいんだそうです。確かに合理的な考えかもしれません。 自動車だけではなく、最近はいろいろなものが「レンタル」さ... 続きはこちら≫

2019年05月08日

弁護士の令和

第244号  弁護士の令和 新天皇が即位され、元号も変わりました。大変おめでたいし、10連休のど真ん中で、どうせ皆さんお休みですから、好き勝手に雑談しちゃいます。元号についてです。もともと元号は、中国から来た制度ですよね。元号の候補を考え出すのは、かなり大変なんです。もっともらしい字でなければいけないのは当然ですが、さ... 続きはこちら≫

2019年04月16日

藪の中の事実認定

第243号  藪の中の事実認定 「藪の中」は、芥川龍之介の有名な小説ですね。藪の中で見つかった死体をめぐる、多くの証人の物語です。それぞれの話が食い違い、結局最後には何が「事実」なのか分からないという、ある意味とても怖い話です。裁判官の仕事で一番難しいのは、法律理論ではなく、事実認定だと言います。これは弁護士も同じなん... 続きはこちら≫

2019年04月01日

弁護士の限嗣相続

第242号 弁護士の限嗣相続 「限嗣相続(げんしそうぞく)って、何?」と、少し前に妻に聞かれたんです。何だって、いきなりそんなことを聞くんだろうと思ったら、「ダウントン アビー」という英国のドラマに出てくるんだそうです。伯爵家の財産をめぐるドラマですね。その伯爵家には、娘しかいません。そうしますと、「限嗣相続」によって... 続きはこちら≫

2019年03月25日

ニュースレター10周年記念パーティーを開催しました

2019年3月20日に、ニュースレター発行10周年を記念するパーティーを開催しました。 ご来場頂きました皆様、誠にありがとうございました。 今後ともニュースレターのご愛読をよろしくお願いいたします。           続きはこちら≫

2019年03月18日

大往生したけりゃ弁護士とかかわるな

第241号 大往生したけりゃ弁護士とかかわるな 「大往生したけりゃ医療とかかわるな」は、何年か前のベストセラーです。自然死のすすめという副題がついているとおり、医療とかかわらずに大往生を遂げることを勧めています。著者によると、間違って医療に頼ってしまうと、死にたくても死なせて貰えないそうです。身体中に管を付けられて、食... 続きはこちら≫

2019年03月01日

弁護士の二つ名

第240号 弁護士の二つ名 「二つ名」ってカッコ良いなと、子供の頃から憧れていました。私が最初に知った二つ名は、アーサー王に仕えた「湖畔の騎士」ことランスロットです。何が「湖畔」なのか分からないんですが、とてもカッコ良いということだけは理解できたのです。 中国の歴史では、後漢の光武帝に仕えた大将軍 馮異(ふうい)の話な... 続きはこちら≫

2019年02月18日

弁護士の五重塔

第239号  幸福弁護士の赤血球 「五重塔」は、明治の文豪、幸田露伴の小説です。お寺の五重塔の建築をめぐる、二人の大工の話なんです。寺の上人は、人望厚い棟梁の源太に任せようと思っていたところ、大工の十兵衛が自分にやらせてほしいと言ってくる。十兵衛は、大工としての腕はピカ一ですが、偏屈で、人と一緒に仕事ができない人です。... 続きはこちら≫

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