企業の常識・弁護士の非常識

2024年04月16日

弁護士の偶然世界

第363号 弁護士の偶然世界 「偶然世界」は、フィリップKディックのSF小説です。「公共的偶然発生装置」というシステムにより、 60億人の人類の中から権力者がランダムに選ばれる未来の話です。50年前のSFですが、今読んでもとても面白い。   ところで、つい最近も自民党の裏金事件が問題になりました。確かにけしか... 続きはこちら≫

2024年04月01日

弁護士の闇の左手

第362号 弁護士の闇の左手 「闇の左手」は、50年以上前に、ル・グィンという女性作家(「ゲド戦記」の作者です)によって書かれた宇宙が舞台のSF小説です。そこでは遺伝子操作によって、男女の区別のない、両性具有の人類が生まれてきます。発情期には、相手との関係で男性になったり女性になったりして、子供を作っていくという社会を... 続きはこちら≫

2024年03月18日

弁護士はつらいよ

第361号 弁護士はつらいよ 「男はつらいよ」の寅さんは、今でも人気者です。調べてみたら、寅さん名言集まであるんですね。せっかくですから、少し紹介しちゃいます。20年ぶりに家出から戻ってきた寅さんが、妹のさくらの結婚に反対します。相手が大卒でないのが気に食わない。相手の男から、「お兄さんも私の立場に立って考えたら」みた... 続きはこちら≫

2024年03月01日

迷惑系弁護士

第360号 迷惑系弁護士 小学生の憧れの職業に、ユーチューバーが上がっているそうですが、その中にも様々な分野があるみたいです。私が特に好きなのは、「大食い系」です。特に、苦しそうに食べる人が好きです! 私みたいに、減量に苦労している人間からすると、ほっそりしている人が、楽しそうに大食いしているのを見ると、敵意を覚えます... 続きはこちら≫

2024年02月19日

弁護士のペンとカネ

第359号 弁護士のペンとカネ 前回は、「ペンは剣より強し」という言葉について考察しました。近代国家では、剣が得意な人より、国家権力を「ペン」で動かせる人の方が強いという話です。まさに、近代国家を象徴する標語が「ペンは剣より強し」なんです。 一方近代国家において、市民間の問題は「カネ」で解決されます。これが資本主義社会... 続きはこちら≫

2024年02月01日

弁護士の三銃士

第358号 弁護士の三銃士 冒険小説と言えば、何といっても「三銃士」です。 200年近く前の小説ですが、今読んでも本当に面白い。田舎から銃士隊に入るためパリにやってきたダルタニアンが主人公です。主人公は来た早々に、三銃士と呼ばれる銃士隊の凄腕3人と争いを起こし、3人それぞれと決闘で白黒つけようということになるんです。ど... 続きはこちら≫

2024年01月16日

弁護士の陰謀論

第357号 弁護士の陰謀論 コロナを巡っては、多くの陰謀論がネットに出ていました。コロナ初期のころは、「中国がウイルス兵器を作ろうとしていたものだ」なんていうのがありました。兵器にしてはしょぼいなと思う一方、ひょっとしたらなんて気にもさせる話です。さらには、コロナで老人が亡くなる率が高いことから、コロナは年寄りを殺すた... 続きはこちら≫

2024年01月05日

弁護士の阿弥陀池

第356号 弁護士の阿弥陀池 お正月気分で好きな落語を紹介します。バカバカしい話が好きです。「阿弥陀が池」という名前の池があるんですが、その池の名前を使ったダジャレの話です。悪事が露見して、「誰にそそのかされたのか?」と聞かれた男が、「阿弥陀が行けといいました」と答えるというのが、話の主軸なんです。私の文章を読んでも、... 続きはこちら≫

2023年12月19日

弁護士の確率(3)

第355号 弁護士の確率(3) これまで2回にわたり、法律と確率の問題を検討してきました。 最終回として、弁護士業務に確率の考えを生かす方法を考察しちゃいます! そう言えば裁判の世界でも、どちらが正しいのかという問題について、0か100かで決めるのではなく、確率に応じて判断しようといった学説がありました。裁判所では認め... 続きはこちら≫

2023年12月01日

弁護士の確率(2)

第354号 弁護士の確率(2) 前回は、「高確率」と「事実」は違うのだという話をしました。 一方、法律の世界では、高確率のことがらについて、意味を持たせる場合も多くあります。少し前に、政治家と弁護士の不倫の問題が取り上げられました。この二人ですが、ホテルに一緒に行ったことは認めていましたが、「一線は越えていない」と主張... 続きはこちら≫

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